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メタボとは?恐ろしい病気の前兆 メタボリックシンドローム

メタボとは?

メタボ、メタボとよく聞く言葉ですが、メタボとは一体どんな状態のことを指し、その状態を放置するとどんなことが起きるのかをご存じでしょうか?

kage
わたしが小さなころには、メタボと言う言葉は聞いたことがありませんでした。2006年に流行語になって、一気に認知度を高めました。

メタボとは【メタボリックシンドローム】の略で、

  • 内臓脂肪型肥満を前提とし
  • 糖尿病、そして心筋梗塞・脳梗塞などの病気につながる前兆

と考えられる状態を指す言葉です。

メタボとは単なる肥満のことじゃないんだ。

国民の2割弱(予備軍を含めると3割強)、特に男性では3割弱(予備軍を含めると5割強)の人間が該当者になるメタボ。

※厚生労働省 H27年「国民健康・栄養調査 ・メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況」より

今回はこれら恐ろしい病気の前兆、メタボリックシンドロームの「診断基準」や「影響」について勉強してみました。

メタボの判断基準

前述の通り、メタボとは ’糖尿病、そして心筋梗塞・脳梗塞などの病気を発症しかねないほど内臓の周辺に脂肪がついた肥満状態 ’を指します。

それゆえメタボの判断基準は内臓脂肪の量を必須項目とし、その他2項目の該当から成っています。

必須項目 は「へその高さの腹囲」

肥満という言葉が繰り返し出ましたね。

人が太った状態を一口に肥満と呼んでしまいますが、実は肥満にも種類があります。

肥満の種類

肥満には、

  • 内臓脂肪型肥満ー内臓の周囲に脂肪がつく。内臓だけにお腹を中心に上半身につきやすく、男性の肥満に多い。
  • 皮下脂肪型肥満ー皮膚と筋肉の間に脂肪がつく。二の腕や下半身につきやすく、摘まむことのできる脂肪。女性の肥満に多い。

この2つのタイプがあります

この2種類の肥満のうち【内臓脂肪型肥満】者の内臓にこってり付いた脂肪が悪玉因子を多く出し、糖尿病、そして心筋梗塞・脳梗塞などの病気を発症させるリスクを上げてしまいます。

もちろん、肥満と呼ばれない人たちにも内臓脂肪は多少なり付いていますから、ある境(=判断基準値)から影響の大きさを身体がカバーしきれなくなるのでしょう。

内臓脂肪量の基準値

メタボの必須項目「内臓脂肪量」です。

実際に内臓を透視するということはせず、腹囲(へその高さ)を測ってその長さから内臓に付いた脂肪の量を推測します。

ポイント

男性:腹囲85センチ以上

女性:腹囲90センチ以上

腹囲から内臓脂肪の量を推察するのは男性で85センチ以上,女 性で90センチ以上の腹囲が内臓脂肪面積100㎠以上に相当すると考えられているからです。

男性で85センチ以上,女 性で90センチ以上の腹囲を持つ人を「内臓脂肪型肥満」該当者とします。

ほか3項目のうち2項目以上が当てはまる

内臓脂肪型肥満者を前提とし、次の3項目のうち2つに当てはまる人が「メタボ(メタボリックシンドローム)」該当者となります。

ポイント

血圧:上130mmHg以上かつ/または下85 mmHg以上

空腹時血糖:110㎎/㎗以上

中性脂肪:150㎎/㎗以上かつ/またはHDLコレステロール(善玉):40㎎/㎗未満

ちなみに必須項目に該当し、なおかつこの3項目のうち1つに当てはまる人が「メタボ予備軍」となります。

なぜメタボは深刻な病気を発症するリスクを高くするのか?

では、なぜメタボ該当者は深刻な病気を発症するリスクが高くなるのか?

メタボは糖尿病の発症リスクを上げる

糖尿病は血糖値が高いままの状態が続くことによって血管にストレスをかけ傷つけ、将来的に「失明・腎不全・脚の切断」などの重篤な病気を引き起こしてしまう大変怖い病気です。

その血糖値を体内で安定させているのがインスリンです。

内臓脂肪からの分泌物される悪玉因子がインスリンの効果を阻害する

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血液中のブドウ糖を吸収してエネルギーとして利用させる働きを持っています。

このインスリンの分泌が減ってしまったり、効きが悪くなったりするとブドウ糖が吸収されなくなり血糖値が上がり、糖尿病を発症してしまいます。

内臓脂肪の過度な蓄積はTNF-αというタンパク質を分泌し、インスリンの働きを阻害し血糖値を上げてしまいます(インスリン抵抗性)。

メタボは高血圧症の発症リスクを上げる

高血圧症は、常に血管に圧がかかることにより動脈が厚く硬くなってしまう病気です。血管内が内側に厚くなることにより径が小さくなり血液が流れにくくなります。

また、硬くなることで血管がもろくなります。

その結果として将来的に、心臓や脳をはじめ様々な臓器に合併症を発症させるリスクを高めてしまいます。

内臓脂肪からの分泌物される悪玉因子が血圧を上げる

内臓脂肪の過度な蓄積は、アンジオテンシノーゲンという血圧を上昇させる物質を増加させます。

アンジオテンシノーゲンは主に肝臓から分泌されますが、脂肪細胞からも分泌されるので内臓脂肪が増えればそれに伴い血圧も上がってしまいます。

メタボは梗塞の発症リスクを上げる

心筋梗塞や脳梗塞、梗塞は血管内に栓をしてしまい血液の流れを止めてしまう病気です。

血液が流れないことにより、心臓や脳に酸素や栄養素が行き渡らなくなり細胞が壊死してしまい、死に直結してしまいます。

内臓脂肪からの分泌物される悪玉因子が血栓をできやすくする

内臓脂肪の過度な蓄積は、PAI-1という血栓ができやすくする物質を増加させます。

メタボを予防する

ここまで調べてくると、「メタボ=単なる肥満」では全くないことが分かりました。

では実際メタボ該当者になっている人、メタボ予備軍である人はどのように克服、予防したらよいのでしょうか?

やはり、内臓脂肪を減らすことが先決でしょうね。

食事の内容と取り方を注意する

無理のない食事の取り方の改善で、内臓脂肪を減らします。

  • バランスの良い食事
  • 3食しっかり食べる
  • 3食しっかり噛んで食べる
  • 就寝前の食事は避ける。

運動不足を注意する

無理のない運動で、内臓脂肪を減らします。

  • 無理のない運動を日課として課す。(ウォーキングなど)
  • より効果を上げるために負荷のかかる運動も加える。(ジョギング・水泳など)

実体験からウォーキングだけで劇的なダイエットは難しいと感じています。

メタボとは?|むすび

男性の半分以上が該当する、または予備軍のメタボリックシンドローム。

腹囲を測って ’ハイ85センチ、太りすぎ ’という単純なものではないことが分かりました。

体重のコントロールも含め、しっかりと内臓脂肪管理をしないと健康寿命を延ばすことは叶いそうもありません。

実はわたしもメタボ該当者です。

持病の高血圧症に脂質異常症。

腹囲だけは何とか85センチを超えぬようにと頑張ってきましたが、昨年とうとう超えてしまいました。

年々基礎代謝も落ち、激しい運動もすることがなくなり、お腹が出てしまうのは必然なのかもしれません

いやいや、それでは「新しい人生がより豊かなものになるように」というこのブログの趣旨に反します。

実は前述の無理のない「メタボ克服法」の実践を開始しました。その経過を別サイトで記録しています。

メタボを解消して、次の10年のための健康な身体を必ず手に入れましょう!

  • この記事を書いた人

Kage

’64年生まれ。2020年二度目の東京五輪をRebornの時と考え、30年近く続けた工場経営からリタイヤしました。新しい人生がより豊かなものになるよう自己学習をしながら情報を発信していきます。

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